楽しかったヨリミチビジュツカンin「世紀の日本画展」

ヨリミチビジュツカン

楽しかった「ヨリミチビジュツカン」。

小学生の日記のタイトルみたいですが、「ヨリミチビジュツカン」という企画に参加してきました。どんな企画かといいますと、東京都美術館で開催中の「世紀の日本画展」を与えられたテーマで鑑賞し、グループであーだこーだ感じたことなどをお話しして楽しもうという企画です。ああこういう企画あったらいいな(やりたいな)~と思ってたものに近かったので飛びつきました。

ヨリミチという名のとおり20時まで会館の金曜夜開催。そして今回は日本画展なので和のアイテムを身につけるというドレスコード付きでした。こういう大人の粋な遊び心って心を豊かにしてくれますよね。身につけていこうと思っていた焼き物のブローチが行方不明で悔しい思いをしましたが、ひょうたんのチャームをスマホケースにつけて行きました。

まずはひとりで30分鑑賞。いつもじっくり2時間かける私としては焦って大変でしたが、それでもテーマをもって鑑賞するのは楽しい試みでした。与えられたテーマは…

「あなたの記憶を探して来てください」

このテーマで気になる作品をひとつ選びます。日本画なので日本人としてどこか自分の記憶とリンクすることって見つけやすいのかもしれません。私は幼い頃の記憶とリンクした作品をなんとかひとつ選び出しました。(ちなみに私が選んだのはリンク先に載ってる猫の絵奥村土牛《閑日》です)

その後集合して企画スタッフの方含め5名のグループで一緒に鑑賞します。まずは私が選んだ作品と何故選んだのかをテーマに沿ってお話。そしてほかの方も改めて私の選んだ絵に向き合い感想を言い合います。同じように他の方の作品でも。すると私がさらっと横目にかわしてしまっていた作品をほかの方が選ぶこともあるわけで、そんな作品と改めてじっくり向き合うことになるのですが、そうすることで新たに見えてくるもの感じるものがたくさんありました。それはただ向き合い直したからだけでなく、さらにそれを口に出して誰かに伝えるという行為をしたことによる点が大きいような。その行為自体がその作品の自分なりの理解を深めていってるなと感じました。

うーん。これは短歌の評を書く行為に似てるかも。評を書くこと書こうとすることで見えてくるその歌のよさがあることは、連歌のサイト「連歌の花道」さんの月の歌会に参加していて常々感じていたことでした。惹かれる歌に対してどう良かったのかを伝える評を書こうとすると、書きながら自分の中でも明確になっていって「私はここに惹かれていたのか」と改めて認識することが多々あるんです。これと同じだなと。

基本的にマイペースに鑑賞したいのでひとりで美術館に行くのは好きです。ただ見終わったあとにSNSではなく顔を向き合わせてこうやって話ができるのはやっぱり楽しいですね。なんだかいいな~で見ていく気軽さも好きですがこういうのもいい。終わってから違うグループの人も含めてみんなでお茶もして充実のひと時を過ごせました。

ちなみに私の理想のヨリミチは、、、
週or月替わりで作品を1作品展示している美術館カフェバー。作品を介して知らない人同士でもワイワイ話せる。そんな大人のアート鑑賞サロンあったら最高です。しかも平日の会社帰りに癒しとして美術鑑賞をしたい私としては最低でも22時ぐらいまでOPENしていてほしい。美術館はしまっていてもいいから、やってる企画展にちなんで1作品はそのカフェで見れるとかどうでしょう。併設カフェも繁盛すると思うし。併設が無理なら近くのカフェがいつも企画に勝手に便乗するとかもありだし。あ、毎週1首というのもありか!こっちはすぐ出来そう。誰か~笑

「ヨリミチビジュツカン」企画は今後定期的に行う予定らしいので、また違う企画展の時に参加したいと思います。次回3/21(金)にやるらしいです。詳細はWebをと書いてあったけど見つけられませんでした。興味ある方は企画しているとびらプロジェクトさんへメールなどでお問い合わせしてみるといいと思います。(とびらプロジェクトのサイトは参加者ではなく関わりたい人向けなのかな…)

※写真はこの企画と全く関係ないですがドレスコードにちなんで和の写真(しかもヨリミチっぽいもの)を選んでみました~。

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